観心寺の春

高野山真言宗の観心寺に行ってきました。 ここは701年に役小角(えんのおづぬ)が開創し、はじめ雲心寺と呼ばれていました。 やがて808年弘法大師空海が境内に北斗七星を勧請され、 815年如意輪観世音菩薩(秘仏)を刻んで本尊とし、観心寺と改称となりました。 嵯峨天皇をはじめ皇室の尊崇篤く、鎌倉時代には五十余坊の塔頭があり、 高野山につながる高野街道の中宿として発展しました。 そして南北朝時代には後醍醐天皇の帰依をうけ、南朝の勅願寺になりました。 神戸の湊川で討ち死にした楠木正成の首級(しるし)が足利尊氏のはからいで当寺に送り届けられ、 首塚として祀られています。 その後、足利、織田、徳川に圧迫をうけ、塔頭も二坊になっていますが、 歴史ある山岳寺院としていまも落ち着いた雰囲気を維持しています。 ありがとうございました。

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